神奈川/湘南地域の中学受験(男子)

第一子の中学受験が無事終了。第二子の受験に向けて備忘録代わりにブログ開始。

自己管理能力

先ほどの記事の以下の部分(再掲です)。

『受験には、目標に向かっていつ何をするかといったスケジュール管理が不可欠だが、それが子どもの力だけではできない点も挙げられる。親の献身的なサポートがあってはじめてうまくいくというのが、中学受験の最大の特徴と言える。』

私の私見としては、

中学受験における親のサポートは、
「子どもの代わりにスケジュール管理を
 してあげる」
という形ではなく、
「子どもが自分でスケジュール管理を
 できるように、段階的に助言していく」
という形がベターです。

というのは、

前者の場合も、中学入学後、
中学高校時代のどこかで
親が手を離さなければならなくなる
時がきます。

しかし、
手を離したとたんに、成績が凋落し、
授業にもついていけなくなる
おそれがあるということになると、
麻薬のように、親が管理する形態から
抜け出せなくなります。

たとえ親自身も難関大学出身だとしても、

科目の内容については、
20年~30年以上前の記憶しかありません。
よほど仕事で普段から使っていない限り、
大学受験レベルの英数国理社の
専門的な科目内容を
踏まえたスケジュール管理の助言は
困難です。

であれば、親が科目の中身についても

まだ理解できる中学受験の段階から、
できるだけ、受験生本人に
自己管理の方法や習慣を
段階的に根付かせていくほうが
「望ましい」、と思います。

これは、社会に出ても、
マネージメントの立場で
仕事をしていくのであれば、
必須の能力となりますので
良い機会ではないかと思います。