神奈川/湘南地域の中学受験(男子)

第一子の中学受験が無事終了。第二子の受験に向けて備忘録代わりにブログ開始。

回想(長男を飛躍させた「算数三原則」)

長男が小学四年生、スタートしたころ、

土日はつきっきりで算数を見てあげていました。

 

通塾させても(先生の説明が早すぎて)

どうせ授業内容が理解できないので、

週テストコースという、毎週のテストのみ参加する

(結果的に安上がりな?)コースを選択し、

平日の勉強は塾の予習教材を使って

自分でやらせることに。

そして、土日に週テストの見直しのパパ塾をやっていました。

 

算数は、はじめは、たった2行の文章題も、

そもそも問題の意味さえ分からず、

茫然としていました。

 

パパ「塾」とはいえ、解法は絶対に教えませんでした。

あくまで自分で考えさせ、

何十分も気長に待ちます。

どうしても行き詰ったら、

ほんの少しだけヒントを出し、

また何十分も考えさせます。

 

のんびりとしたもので

1問に3時間かけるようなこともざらでした。

効率性を重視する方からみれば、

気が遠くなるような

非効率な勉強法だったかもしれません。

しかし、自分自身が東大の数学を攻略したときの

経験に照らし、あくまで、この方法にこだわりました。

 

効果はわりとすぐに現れ、

4年生の後半からは算数がけん引する形で

クラスアップしていき、

6年生の後半には

算数が高位安定したことで

第一志望校も安定的に上位判定をキープしました。

 

当初、長男に出していたわずかなヒント

というのは、だんだんやっているうちに

パターン化(類型化)していることに気づき、

途中から「算数のヒント三原則」としてまとめました。

 

この算数三原則を、馬鹿の一つ覚えみたいに

繰り返していき、算数が次第に浮上していきました。

 

次回から、具体的にその三原則を

メモします。