神奈川/湘南地域の中学受験(男子)

第一子の中学受験が無事終了。第二子の受験に向けて備忘録代わりにブログ開始。

読解か、理科・社会か

長男のときは、新4年生の当時、

とにかく国語(読解)が極めて厳しい状況だったので、

(注:問題を解くとかいう以前に、そもそも文章がまともに読めない。

   2,3行の文章でも1分ぐらいかかる。)

4・5年生の間は理科・社会はほんとに最低限しかせず、

読解に大量の時間を投入しました。

 

読解は、即効性が現れないので

毎週、週テストに追い立てられていると

どうしても理科・社会に手を出したくなります。

目先の点数は上がりますから。

 

しかし、これはもはや、受験放棄といっていい

致命的な戦略ミスとなります。

国語の読解が白紙答案のまま受験本番に

突入したら、どうせ敗戦は確定のようなものです。

思い切って、国語にかけました。

 

しかし、読解にひたすら時間をかけているのに

なかなか見た目の点数が上がらず、

やきもきしました。

ただ、読解は私がマンツーマンで見ていましたから

点数に表れなくても、水面下で実力が上がってきている

ことは十分に手ごたえを感じていました。

 

妻の勧めで、さすがに

6年生の春からは理科・社会にも

本腰を入れ始めましたが

そのころには国語も点数に表れ始めていました。

そして、受験直前期の年末から1月ごろには、

国語も選抜コースの中で上位に入れるぐらいになり、

算数で失敗しても国語でカバー

できるようになっていました。

たまたま間に合ったからよかったですが、

これは本当に、ぎりぎりの勝負だったと思っています。

 

次男はそういうことがないよう

早めに速読教室など行かせていたので

今、みるところ、少なくとも「読むスピード」

は長男のスタート時よりは

はるかにマシですが、

それでも、精密な読解力という点では、

まだまだ道のりは長い感じです。