中学受験で幸せになるには
タイトルはどぎついですが、内容は良記事です。
我が家も、大きく3つの理由で、中学受験に取り組みました。
・内申点重視の神奈川の公立中学→県立高校では、
我が家の子供たちは沈み込んでしまうおそれがあること
・中学の3年間の教育課程は2年間で十分であり、むしろ、
高校の3年間の教育課程を4年間でじっくり取り組んだ方が
合理的なのだが、公立中学・高校(公立一貫校を除く)では
そのようなシフトは困難であること。
・小学校高学年の時期は、脳みそを使えば使うほど
伸びる黄金期。
スポーツや音楽など別の目標があるならともかく、
ただ、ゲームとかテレビとかでだらだらして
過ごすのはもったいない。
我が家は、
子ども本人の努力や、塾の先生、家族のサポート等の
おかげで、第一希望に合格しましたが、
それ以外の学校もみんな魅力的な学校で、
正直、辞退する際はもったいなくて、毎回、断腸の思いでした。
記事中、「偏差値が5や10違ったって、教育内容に大した差はない。長い歴史のなかで生き残ってきた私立の学校は、総じてどこの学校も恵まれた環境であり、いい学校だからだ。」の部分、まさに、まったく同感です。
だから、周囲のご家庭を見ていて、
まだあどけなさの残る小学生が、
親のいうままに、
塾の大量のプリントにうずもれて、
夏休みもつぶして、睡眠時間もけずって、
体を壊すほど努力して
高望みの第一希望に無理やり合格しようと
努力しているのをみると、胸がつまります。
また、そのようなご家庭が多いためか、
中学受験そのものに対するマイナスイメージが
生まれてしまうとすれば、これも残念です。
中学受験をする多くのご家庭が、
第一希望に合格したかどうかを問わず、
本人も保護者も達成感を感じることができる
ようになっていけばいいなあと、切に思います。