算数の「国語な」間違い
算数の「国語な」間違いって、
具体的にどんな間違い?というご質問について。
典型例。
今週の範囲でいえば、
予習シリーズ(算数)P13練習問題【4】
「長いすは全部で48きゃくあります。まず、半分の長いすに8人ずつすわりました。次に残りの長いすには7人ずつ座っていくと、長いすはいくつ余りますか」といった感じの問題。
これが分からない、と悩んでいるので
何がわからないかと聞いたら、
「1本の長いすの右半分にまず8人すわらせて、
左半分に7人すわらせていくんだよね。
だとすると、全部の長いすには、少なくとも8人は座るんだよね。
誰も座っていないからっぽの長いすなんて、1つもないんじゃないの?」
という趣旨の疑問を、拙い説明で必死で訴えていました・・・。
「半分の長いすって、48きゃくの半分、っていう意味じゃない?」
と聞いたら、
アッと声を上げ、あとはすらすらとけました。
まだ算数は問題自体は簡単なので、
行き詰っている設問はたいてい
「国語な」間違いです。
頭が固いというか、常識が無いというか・・・。
そういえば、私も幼少期、おふくろに
よくそういうふうに言われたものです。